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プロ写真家の声

プリントアーティストの高橋俊行さん、「アルジェント」を語る。

職人技の手焼き仕上げ。これなら勝てます。

 フォトコンテストの審査をしていてとても残念に思うのは、プリントの仕上がりがもう1歩という作品が目立つことですね。面白い場面に目を付けているのにプリントの見映えが良くなくて残念というケースが多いんです。写真はやっぱりプリントで見るもの、そう考えればプリントの見映えを良くすることが先決で、それこそが必勝法。早くいえば「アルジェント」なら勝てます。

 その理由は「アルジェント」が現時点で考えられる最良のプリント方法 だから。まずナビプリントを作って、それに指示を入れて本番プリントにするという画期的な工程があって、仕上げは銀塩印画紙を使ったレーザープリントとくれば、そのシステムを使うだけでもかなりの高水準のプリントが得られます。そのうえ絶対見逃せないのが作業を行うプリントアーティストと呼ばれる人たちの存在。実は彼らはプロ写真家の写真展のプリントも手掛けるプリントの専門技術者なんです。彼らはRPプリントも永年経験しているから、手焼きで押したり引いたりというツボを心得ていて、レーザープリント方式のアルジェントの場合でもコンピュータを使ってはいますが、それはまさにモニターを見ながら一枚一枚丁寧に手焼きしているという感じですね。

 「アルジェント」を注文して最初に出てくるナビプリントの全体仕上がりイメージは、そのプリントアーティストが最良と判断したおすすめイメージです。だからこのまま本番プリントに進んだとしても破綻のない美しい仕上がりになると思うけど、撮った人のイメージと違うことも当然あるはずですよね。その場合はプリントアーティストが相手とはいえ、遠慮しない で補正の指示を出せばいい。そのためのナビプリントなんだし、指示も具体的に数字で出せるようになっているから希望が確実に伝わりやすいと思います。

鮮やかさだけではなく“階調”に注目しよう。

 でもね“もっと鮮やかに”一辺倒はどうかと思いますよ。鮮やかさだけを求めると濃度を浅くしがち、つまり明るくしようとする。そうなるとせっかくの階調がなくなって軽い調子の写真になります。やっぱりプリントは豊富な階調で立体的に表現された深みのある仕上げにしたいですよね。 だからナビプリントには彩度と色調の他に、階調をコントロールできる濃度とコントラストのイメージも用意されているし、実際この2つを調整するだけで見違えるように鮮やかに見えることもあります。アルジェントを注文してナビプリントができてきたら、鮮やかさだけでなく、階調表現にも着目するといいですね。

 と言ったところで「アルジェント」の何より大事なことを思い出しまし た。その階調表現です。銀塩印画紙に光をあててデータを映像化するレーザー露光方式ということは、アナログの写真プリントと同じ自然で滑らかな連続階調が得られますよね。これは本番プリントで引き伸ばされるとさらに威力が増します。さっき言った立体的な表現ができて圧倒的に美しい。 デジタル時代になって、撮影だけでなくプリントも手軽に自分でできるようになったけど、仕上がりを見ると歴然ですよね。何を隠そう、僕もパソコンとプリンターを使って自分でプリントするのがけっこう好きで自信もありますけど、さすがに「アルジェント」にはかないません。同じレベルのプリントを自分でやろうとすればきっと途方もなく費用がかかるし骨の 折れる作業を強いられると思います。「アルジェント」も確かに安くはないけど、たびたび最新のプリンターに買い替えたり、ああでもない、こうでもないと時間を費やすのに比べればどうでしょう? やっぱりプリントは「アルジェント」に任せて、撮影に専念するのがいいですね。結局それが一番のコンテスト必勝法かもしれません。

高橋俊行さん
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